コラム記事

【教えて!弁護士さん!】vol.2 コンパートメント症候群

2017.12.21 その他のお怪我下肢(足・膝・股関節)

コンパートメント症候群

藤沢太郎
先日コンパートメント症候群という病名を耳にしたのですが,交通事故がきっかけでなってしまう病気なのですか?
弁護士
スポーツによる慢性型と交通事故などの外傷による急性型があります。急性コンパートメント症候群は,交通事故などによる打撲,骨折,脱臼などの外傷をきっかけに,コンパートメント内の圧力が上昇し,血行障害を起こします。最悪の場合,壊死に陥る障害です。
藤沢太郎
なんだか怖いですね・・。ところで,コンパートメントとは何ですか?
弁護士
脚や腕は輪切りにするといくつかの筋肉が強靭な筋膜で隔てられ,それぞれが区画の中におさまるような構造をしています。区画=コンパートメントという意味からコンパートメント症候群という名前がついています。 先ほどは怖がらせてしまいましたが,急性の場合でも,早急に筋膜の切開,血腫の除去を行うことで,壊死は免れるそうです。
藤沢太郎
やっぱり,交通事故にあったらまずはすぐに病院を診察するということが大切なのですね。
弁護士
その通りですね。コンパートメント症候群のように,激しい痛み,筋肉の硬直や神経麻痺などの大きな症状があらわれなくても,少しいつもと違うなという違和感を体に感じているようであれば,なるべく早く病院に診察に行かれることをお勧め致します。
藤沢太郎
わかりました。交通事故にあって怪我をした場合には,無理せずになるべくはやく病院に行くことにしますね。勉強になりました。

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