1.弊所へご依頼いただいたきっかけについて
(阿部)
事故に遭われた当初は,特に弁護士を入れてということは考えていなかったんですよね。
(M様)
そうですね。ただ特約はつけていたので,何らかの形ではご相談しようとは思っていたのですが,治療中は特に弁護士さんにお願いするということは考えてはいなかったですね。
(阿部)
治療中は特に「よくわからない」とか「これは困った」ということはありましたか?
(M様)
事故に遭うまでは,特にかかりつけの整形外科がありませんでした。
(阿部)
特に整形分野はそうですよね。
(M様)
前に腰痛で整形外科にかかったことがあったことがあったので,そこで診察してもらいました。でも,リハビリの時間がどうしても合わなくてどうしようということがありました。
そこで整骨院なら,わりと夜遅くまで治療が受けられるので,通うことにしました。そこで困ったことがあったら,弁護士の先生に相談した方がいいということを聞きました。
整形外科でリハビリできれば一番よかったのでしょうが,どちらかというと整形外科の先生は話だけ聞いて薬を出すようなパターンで,「治す」というよりは薬を出して,あとはリハビリしてねという感じでした。
事故の当日から首の痛みが結構ひどかったので,確実に治したいという気持ちはあったのですが…。
整骨院に行って,施術で確認してもらって状態を診てもらい,今後どうしたらいいかを密に相談できていければよかったという思いがあり,そのようにできて,よかったと思っています。
(阿部)
整骨院さんは,ご自分でお探しになったのですか?
(M様)
インターネットで探しました。とりあえず夜遅くまでやっているところと,むち打ちに力を入れているところを重視しました。ホームページ上の印象や場所を考慮して自分の判断で決めました。
(阿部)
お住まいから考えるとそんなに近くはないですよね?
(M様)
住まいは藤沢で整骨院は寒川ですが,車だと近いんです。仕事の帰りに寄れば効率はいいですし。
(阿部)
それでお選びになったのですね。ご相談いただいたタイミングは,治療が終わる頃でしたよね。
(M様)
弁護士さんに相談するタイミングというのが正直分かりませんでした。事故からすぐがいいのか後がいいのか,それとも交渉がこじれたときがいいのか。とりあえずは治療に専念して,相手の保険会社の交渉をみながら,相談のタイミングを考えました。
(阿部)
そろそろ治療が終わるから弁護士に相談しようかなという感じだったのですか?
(M様)
いや,治療が打ち切られそうになったので,弁護士さんに相談することにしました。
(阿部)
治療の期間を延ばそうとお考えになったということですか?
(M様)
そうですね。
治療を始めて4ヶ月半ぐらいで,保険会社から「そろそろ治療を打ち切ろうか」という話をもらいました。
ここで保険の対応が終わりだからといっても,首が痛くて通院していたので,もう少し治療させてもらおうと思いました。一般的には治療期間は半年と聞いていたので,その6ヶ月間はフルに治療したいという気持ちでした。
保険会社の担当者は,当初は体をいたわってくれるような口ぶりだったのですが,治療の終わりの頃になると,「ボチボチ切り上げてもらわないとあなたの方が損をしますよ」という感じになってきました。
そして担当者から,「このタイミングで示談することがあなたにとってはお得なので,このくらいの金額でどうですか」という話をされました。それは違うと思いました。首の痛みをとってくれるなら,示談金はいらないとも思っていましたが,保険会社は早めに示談したいという感じになってきたので,弁護士さんに相談することにしました。
(阿部)
ご自身で弁護士事務所を探されたのですか?
(M様)
友人で,オートバイの事故で弁護士さんに相談して,後遺障害に認定された人がいました。その人に早めに相談した方がいいと言われましたが,僕にはつてがなかったので,その友人の弁護士さんに一度電話して,話をしました。
(阿部)
どんな感じでしたか?
(M様)
後遺障害を認定してもらうのもいいけれど,それにはいろいろなハードルがあるから,やってみないととれるか分からないというような感じでした。印象は悪くはありませんが,場所が横浜だったので,もう少し近い方がいいかなとは思いました。あとは,整形外科の先生に診断書を書いてもらってもう一度相談してくださいという感じでした。
(阿部)
その法律事務所には相談だけされて,あとは近場で考えようという感じでしょうか。
(M様)
そのままお願いしてもよかったですが,初めて整骨院に行ったときに,交通事故の治療の流れの説明を受けた後,シーライトのパンフレットをもらったんです。そのときは,弁護士さんにお願いする気持ちはあまりなかったのですが,いざお願いしようと情報収集したときに,そういえばパンフレットをもらったと思って電話しました。弁護士さんに電話をする前に,自分の保険会社には話をしましたが,担当者からはあんまりいい顔をされませんでした。でも特約がありますし,相手の保険会社から治療打ち切りの話が出たので,相談したいと言いました。担当者は,「法律事務所に相談してもいいけれど,それほど金額は変わらない。もし相談するなら,弁護士さんを紹介しますよ」と言われました。そこで僕自身も確認して,決まったら連絡することにしたのです。
(阿部)
自分の保険会社にそう言われてしまうと,その保険会社に探してくださいとは言えないですよね。
(M様)
なんで自分の保険会社なのに,弁護士に相談するのをやめた方がいいと言われるのかなと思いました。もし納得のいかないところがあるなら,弁護士さんに相談や交渉すればスムーズにいくと勧めてきたのは保険会社の方だったので,非常に腑に落ちないところでした。
(阿部)
保険会社にそうやって言われたことだったのにということですよね。
(M様)
代理店を通じてだったのですが,弁護士さんの費用はそれほど高くないと聞いていました。特約はつけた方がいいと言われたのですが,いざお願いしようかと思うと渋る感じでした。
(阿部)
昔は難色を示すところが多かったと思います。そこは保険会社の担当者や会社によるところが大きいかもしれませんね。
(M様)
法律事務所に電話したことがないので,すぐに電話しようという気持ちにもならなかったのです。友達を経由して弁護士さんを紹介するから行ってみればというところから入った感じです。自分で動くしかないという感じでした。
(阿部)
それで,パンフレットを見ていただいてお電話をくださったのですね。
(M様)
そうなんです。
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