解決事例

肩甲骨および肋骨の変形障害につき併合11級が認定され、相手方の提示よりも1.5倍以上の賠償金を獲得することができた事案

2019.11.19 肩甲骨および肋骨の変形障害 併合11級
             
被害者 70代 会社員 男性
後遺障害等級 併合11級
受傷部位 上肢(手・腕・肩)
被害内容 肩甲骨および肋骨の変形障害
獲得額合計(自賠責保険金+解決金)
サポート前サポート後
約402万円625万円

1ご相談内容

ご年配のお父様が自転車で走行していたところ、道路外から車道に進入してきた自動車に衝突された事故に遭われたとのことで、お子様からお問合せがありました。
事前認定で後遺障害等級が認定され、相手方損保から賠償額の提示があったので、賠償額が妥当かどうかを知りたいとのことでした。

相手方損保の提示を見たところ、差額の大きいところで言えば、慰謝料の部分が低く見積もられていました。弁護士に依頼した場合、150万円以上増額できるだろうということで、弁護士費用特約はありませんでしたが、ご依頼の運びとなりました。

2サポートの流れ

治療が終了していて、等級も11級と妥当な等級が認定されていたため、示談交渉がサポートの中心となりました。
示談交渉の争点は、逸失利益と慰謝料でした。逸失利益については、裁判をしても100万円以上を獲得するのは難しいと考えて譲歩し、慰謝料部分でしっかり取っていこうと交渉した結果、裁判基準の90%程度まで認めさせることができました。

3解決内容

示談交渉の結果、600万円以上で示談することができました。慰謝料については裁判基準の9割以上であることから、妥当な示談金額を獲得できました。

4弁護士の所感・解決のポイント

本件では相手方損保の提示自体が数百万円以上でした。
絶対金額として大きい金額が相手方から提示されている場合には、なんとなく「まあいいか、こんなものだろう」と、弁護士等に相談されないまま、示談書にサインをして示談金額を受け取って終了してしまう方がいらっしゃいます。
しかし、金額が数百万以上にのぼる事案の場合、むしろ弁護士が代理して交渉すれば更に数百万円以上増額できるケースは珍しくありません。まさに本件がそのような事案であったと考えています。
本件の依頼者様は「念のため」「一度だけでも」と弁護士に相談においでになり、示談金額が適切なものかどうかをご相談くださいました。そのように、無駄足の可能性を厭わずご相談いただけたことが、結果として妥当な示談金額での解決、弊所にお支払いいただく弁護士費用を除いても150万円以上の増額に繋がったと思われます。

弁護士に相談するか迷っていらっしゃる方も、提示された示談金額が妥当か否か、お気軽にご相談に来ていただければと思います。

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