相談実績2016年3月

2016年3月

1.交通事故被害に遭った場合における全般的なご相談

バイク乗車中に交通事故被害に遭い,過失割合や治療費の負担,休業損害,物損すべてにおいて相手損保がなかなか対応してくれず不明点が多く困っているとのご相談をいただきました。

1.弁護士からのアドバイス

通常,相手損保も,当初は治療費の負担については早急に対応してくれるケースが多いのですが,加害者側の言い分が事実とかけ離れている場合,相手損保はあくまで加害者を代行するため,対応が悪くなるケースがあります。ご不明な場合はぜひご相談ください。

2.交通事故による治療費に関するご相談

交通事故被害に遭い通院を続けているが,治療費がそれなりの金額になってきており,インターネットで情報収集した結果や友人・知人の経験談によると,自賠責保険の支払い枠は120万円までだから治療費がたくさんかかると損をすると言われ,不安になってきたとのことでご相談をいただきました。

2.弁護士からのアドバイス

自賠責保険の120万円という枠はあくまで最低補償です。損害計算の結果,これを超える損害(慰謝料や休業損害等)が発生する場合は,加害者が加入している任意保険会社が支払います。症状固定になっていないのに治療費の支払いを打ち切られたといった場合は,立て替えて支払った治療費等をどこまで回収できるかという問題が生じますが,被害者側にも過失があり賠償金額が減額されるような場合でもなければ,相手損保が治療費の内払いを続ける限り,通常,治療費の金額を気にする必要はありません。

3.交通事故による労災利用や各種書類に関するご相談

交通事故被害に遭い,労災を利用して治療を続けているところ,相手損保や加入損保から色々と書類の提出を求められたが,必要事項を記入して返送してよいのか,事故状況聴取の協力も求められており,どのように対応してよいのか分からず困っているとのご相談をいただきました。

3.弁護士からのアドバイス

当初提出を求められた書類の大半は必要事項を記入して返送しても差し支えないものばかりですが,まれに,返送すべきではないか,もしくは返送すべき必要がなぜあるのか不明なものもあります。損保会社に提出理由の説明を求めてもよいところですが,要領をえない説明を受けることもあるでしょうから,迷ったらご相談ください。

4.非典型的な交通事故における過失割合に関するご相談

交通事故被害に遭ったが,非典型的な状況の事故であったため,過失割合でもめており,困っているとのご相談をいただきました。

4.弁護士からのアドバイス

交通事故における過失割合は別冊判例タイムズやいわゆる赤い本においてある程度類型化されております。しかし,まれに類型化されていない交通事故のご相談をいただきます。このような非典型的な交通事故の過失割合について,納得のいく解決を得るには,裁判をすることも視野に入れなければなりません。こういった場合,弁護士にご相談いただくことで,裁判をとなった場合,どういう見通しになり,どの程度の負担が発生するのかについて,ご自身の理解が進むものと考えられます。

5.加害者が自賠責保険にしか加入していなかった交通事故被害に関するご相談

交通事故被害に遭ってしまったが,加害者が自賠責保険にしか加入しておらず,この先どのようにして治療費などを回収すればよいか分からず困っているとのご相談をいただきました。

5.弁護士からのアドバイス

加害者が自賠責保険にしか加入していなかった場合,まずは自賠責保険から損害金を回収する必要があります。ただ,ご自身で損害填補型の傷害保険に加入している場合は,ご自身の加入している保険会社から支払いを受けた方が良い場合もあります。弁護士に依頼して回収しても費用倒れにならないか否かについては,症状の内容や治療期間,ご職業,年齢,年収等によって異なりますのでまずはご相談ください。

6.交通事故直後の対応に関するご相談

つい先日交通事故被害に遭ったので,今後必要なことや見通しを知っておきたいとのご相談をいただきました。

6.弁護士からのアドバイス

交通事故直後は,不安がいっぱいで何から手を付けたものかという心境になりやすい時期ですが,まずは何よりも治療に専念する必要があります。賠償金の示談交渉は治療がすべて終わった後の話です。治療にあたっては,賠償法的観点から言えば,単に通院すればよいというわけにはいきません。通いやすい病院で評判の良い医師を探したり,症状に応じた適切な科にかかったり,症状に応じた必要な検査を受ける計画を立てたり,症状に応じた適切な通院頻度を保つよう心掛けたりといったことが重要です。

7.交通事故後,相手損保側弁護士の介入による交渉のやり直しに関するご相談

交通事故被害に遭い治療中のなか,物損の交渉をしていたところ,相手側の担当者が弁護士に代わり,従前よりも不利な提案を受けたがどう対応すべきか,とのご相談をいただきました。

7.弁護士からのアドバイス

交通事故被害者の方がタフな交渉をされた場合,相手損保の担当者が自身の力量では手に余ると考えた結果,社として顧問弁護士に案件を委任することがまれにあります。弁護士が介入してきた場合,弁護士において案件の再調査がなされ,その結果,これまでよりも不利な提案を受けることもあれば,話の分かる弁護士であればむしろスムーズに交渉が進むという場合もあります。ただ,不利な提案がなされた場合であっても,相手方の弁護士の主張がすべて法的に完璧とは限りません。このような事態にあった場合,まずはご相談ください。

8.症状固定に向けたご相談

交通事故被害に遭い治療を開始して約5カ月経過したので,今後の見通し,今後やるべきことについてのアドバイスをもらいたいとのご相談をいただきました。

8.弁護士からのアドバイス

症状固定に向けた流れについては,症状や治療期間によってそれぞれ対応方法が異なります。検査漏れがないか,これまではコンスタントに治療を受けられていたが今後忙しくなり通院が難しくなる場合はどのあたりで症状固定にすべきか,症状が残存している場合のであれば症状固定のタイミングも重要です。

9.交通事故による重い頭痛症状に関するご相談

交通事故被害に遭い,むち打ちのほか,重い頭痛,不眠などが続いており困っているとのご相談をいただきました。

9.弁護士からのアドバイス

この方の場合,症状をお伺いして,自律神経の不調や脳脊髄液減少症が疑われました。通院先の整形外科では指摘がなかったようですが,神経内科の受診を勧めました。後日,早速神経内科を受診していただき,点滴を受けたところ一時的にはかなり症状が緩和されたものの,脳脊髄液減少症が疑われるとの指摘があったとのことでした。このように,通院先の診療科目によっては,他科の症状に関心を払ってもらえず,適切な診療科の受診をアドバイスしてもらえない場合が多々ありますので注意が必要です。交通事故に詳しい弁護士に相談してみることで何らかの打開策が発見できるかもしれません。

10.交通事故における過失割合と治療・検査等ご相談

交通事故被害に遭い,過失割合で争いがあるので,過失割合と今後受けるべき治療や検査についてのアドバイスが欲しいとのご相談をいただきました。

10.弁護士からのアドバイス

非典型的な事故態様における過失割合についてのご相談でしたので,今後の見込みや示談のタイミングについてアドバイスをさせていただいたほか,手の骨折,足の捻挫について症状をお伺いし,医師からは特に検査の必要がないとされているものの,念のためMRI検査を受けるべきであることをお伝えし,併せて通院頻度の確認アドバイスなどもさせていただきました。賠償法的観点と治療的観点からは必要となる検査が異なることがありますので,賠償法的観点からはどのような検査をどのタイミングで受けるべきか,交通事故に詳しい弁護士に相談することをお勧め致します。

11.児童の交通事故に関するご相談

自分の子供が自動車乗車中の追突事故で怪我をしてむち打ちの症状が完治しないまま治療費の支払いを打ち切られたので,今後の流れを知りたいとのご相談をいただきました。

11.弁護士からのアドバイス

児童の場合,通院に付き添いが必要な場合が多いものの,病院の診断書上,この点が明らかでない場合が多く,争いになりがちです。実態を踏まえつつ,医師の協力が必要になることもあります。なお,若年者にむちうち等の自覚症状主体の後遺症が残存した場合,中年以降の方と比較して,残念ながら後遺障害等級がかなり認定されにくい傾向にあります。

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