【解決事例】60代女性の死亡事故に関して、逸失利益を争い、提示額のほぼ2倍の補償を勝ち取った事例

被害者 60代女性/専業主婦
後遺障害内容 死亡損害のため等級なし
傷病名 死亡

 

 

項目 サポート前 サポート後 増額幅
治療費 270,560 270,560 0
入通院慰謝料 8,800 0 -8,800
休業損害 0 0 0
葬儀費 1,200,000 1,496,693 296,693
逸失利益 家事労働分 9,174,875 15,799,370 6,624,495
年金・恩給分 1,815,897 3,492,880 1,676,983
死亡慰謝料 16,000,000 23,000,000 7,000,000
その他損害 44,500 54,650 10,150
小計 28,514,632 44,114,153 15,599,521
過失相殺 -7,128,658 25% -8,822,831 20% -1,694,173
任意保険からの既払金 -270,560 -270,560 0
遅延損害金 0 5,622,511 5,622,511
自賠責保険からの既払金 0 -22,029,900 -22,029,900
調整金等 0 3,346,627 3,346,627
合計 21,115,414

22,014,500
(自賠責基準に
基づく金額)
より
21,960,000
22,014,500
自賠責保険金 0 22,029,900
支払総計 22,014,500 43,989,900 21,975,400

 

1 ご相談内容

夜間に比較的横断歩道に近い道路を横断中に、前方不注意の車にはねられ亡くなった60代女性が被害者の方です。その娘さんと息子さんからのご相談でした。相手方保険会社からの提示額が妥当か否かのご相談でした。逸失利益は家事労働が相応に認められておらず、慰謝料も裁判基準より70%以下と低く、適正でない提示額でした。このままでは適正な賠償を得られないと判断し、ご依頼いただくことになりました。

2 サポートの流れ

まず、相手方保険会社との交渉において、逸失利益や慰謝料が妥当ではなく妥当な金額に増額するよう交渉したところ、折り合いがつかず、交渉決裂・訴訟提起となりました。
訴訟提起準備と並行して、手続きの負担が大きい自賠責保険の被害者請求申請手続を代理致しました。
さらに、過失割合にも疑義があることを突き止め、訴訟準備を行いました。

3 解決内容

訴訟において主張・立証の中心となった争点は、逸失利益と過失割合でした。
まず、逸失利益については、被害者の家事労働の具体的内容の主張・立証が重要となりました。被害者と同居していた息子さんとお孫さんの家事を、被害者が一手に引き受けていたという事実を主張・立証するために、ご家族の状況を良く聞き取り、息子さんの勤務状況やお孫さんの通学状況を給与明細書・成績証明書などで立証し、年齢以上に労働している家事従事者であったという事実を認めさせることができました。これにより、逸失利益は2倍弱になりました。
また、過失割合について、相手方主張は25%でしたが、横断歩道から事故現場の距離が30m以上離れていることを立証し、さらに周辺は住宅街で、注意が必要な場所であるなどの主張を丁寧に行うことにより、20%となりました。
これらのポイントを丁寧に主張・立証した事により、全体の損害額を引き上げに成功しました。

4 弁護士の所感・解決のポイント

受任から和解金支払いまで、2年弱と長いお付き合いになりました。最終的に相手の提示額の2倍近くの補償を得ることができました。
娘さん息子さんにとっては、お母さまがお亡くなりになって大変残念な事故ではありました。しかし、「時間がかかってもいいので、適切な賠償金獲得を望みます」という依頼者様のご希望に沿うべく、時間をかけて二人三脚のように取り組んでいただいたおかげで、適切な補償を勝ち取ったと思っております。

 

 
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