【解決事例】兼業主婦の方について,14級(むち打ち,腰痛)の後遺障害等級を獲得し,過失割合9:1を10:0にさせて約380万円の賠償金を獲得できた事例

依 頼 者: 40代女性/兼業主婦

後遺障害内容:頸部痛及び腰部痛いずれも14級(ご依頼者のみ)

通院期間:ご依頼者約7か月半,お子様約7か月(実日数23日)

交通事故地:神奈川県外

 

ご依頼者様

賠償項目 ご相談前 獲得額 増減額
入通院慰謝料 治療中に受任 約107万円 約107万円
休業損害 治療中に受任 約84万円 約84万円
後遺障害慰謝料 治療中に受任 110万円 110万円
後遺障害逸失利益 治療中に受任 約79万円 約79万円
合計額 治療中に受任 約380万円 約380万円

 

お子様

賠償項目 ご相談前 獲得額 増加額
入通院慰謝料 治療中に受任 約37万円 約37万円
通院付添費 治療中に受任 約7万円 約7万円
合計額 治療中に受任 約44万円 約44万円

※治療費・交通費・その他費用についてはお二人とも全額回収

 

1 相談・依頼のきっかけ

ご依頼者は,お子様を乗せて運転中のところ,側道から右折禁止箇所を右折しようとしてきた車両に衝突されるという交通事故被害遭われたとのことでした。過失割合が10:0であるべきところを,加害者が「右折しようとはしていなかった。」と,事実と異なる弁解をしているため,相手損保が9:1を主張して譲ろうとしないので何とかしたい,とのことでご相談・ご依頼いただきました。

2 過失割合の交渉にて10:0を獲得

加害者が事実と異なる弁解をしているため,警察の保有する捜査記録上,加害者は右折しようとしていなかった状況になっていることが推測されました。しかし,幸いにもご依頼者が現場で事故直後に写真を複数撮影しており,その写真の状況から加害車両が右折しようとしていた形跡がうかがわれました。

そこで弊所のアドバイスに従って動いていただきました。かなりのご負担がご本人にかかりましたが,ご依頼者の粘り強さが功を奏し,検察官の指示で警察において再度実況見分が行われ,加害者は事実と異なる弁解を撤回し,真実に沿った捜査が行われました。その結果,物損における過失割合を巡る交渉において,当初9:1を主張して譲らなかった損保会社も対応を改め,10:0での示談を獲得することができました。

3 後遺障害等級の申請にて14級を獲得

治療を続けていただいたものの,ご本人にもお子様にも症状が残存してしまいました。

ただ,ご症状や治療状況からすると,お子様の打撲捻挫後の残存症状について後遺障害等級を獲得することはできそうもないものと判断されました。そこで,ご本人のみ後遺障害等級の申請を行う方針となりました。弊所にて後遺障害診断書をはじめとする診断書類のチェックを行い,MRI所見の記入漏れなどがあったため,これら必要な加筆修正を医師と相談してくるようアドバイスを行うなどのサポートを行い,後遺障害等級の申請を行いました。

その結果,むち打ち・腰痛いずれについても無事14級の後遺障害等級が認定されました。

4 示談交渉の結果

示談交渉においては,相手損保の回答が遅れ気味で,かつ回答内容も適正な賠償金額からほど遠いところから始まったため難航しました。これに対しては,当方も,①刑事記録を取り付けて加害者本人の虚偽の弁解や不誠実な態度を立証したり,②お子様にも等級認定はされていないものの後遺症が残存してしまったことを主張したりするなどし,粘り強く徹底的に交渉致しました。その結果,上記のとおり,裁判をしてほぼこちらの主張が認められたのとそん色ない内容にて示談が成立致しました。

5 弁護士の所感・解決のポイント

本件は,示談交渉において9:1→10:0とできた点のほか,後遺症が残ってしまったものの後遺障害等級が無事認定された点が特徴の成功事例と考えられます。

上記成果は,ご本人の諦めない心と,弁護士のアドバイスのとおりきっちりと行動していただけたことによる,弁護士・依頼者の二人三脚が功を奏した結果といえます。インターネット上では諸説あり,中には,腕の良い弁護士に依頼すればどんな事件でもうまくいくと思われるような広告もあるかもしれません。しかし,実際のところは,弁護士と依頼者とが,信頼関係のもと,双方ともしっかりと適切な行動をとれたかどうか,が事案解決を成功に導くカギです。

交通事故でお悩み方の方で,信頼のおける適切な相談相手がおらず困っているという方におかれましては是非一度弊所弁護士へご相談ください。

 
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