【解決事例】交通事故に遭われた主婦の方につき慰謝料と休業損害で140万円を認定させた事例

依頼者:40代女性/専業主婦
傷害内容:頸椎捻挫
交通事故地: 綾瀬

(通院約6カ月)

賠償項目 ご相談前 獲得額 増減額
入通院慰謝料 治療中に受任 約79万円 約79万円
休業損害 治療中に受任 約61万円 約79万円
過失相殺(20%) 治療中に受任 -約28万円 約28万円
合計額 治療中に受任 約112万円 約112万円

 

1 相談・依頼のきっかけ

交通事故の被害に遭われ,むち打ちについて治療中のところ,過失割合を巡り相手損保と揉めているとのことで,整骨院様から弊所のご紹介を受けたとのことで,ご相談,ご依頼いただきました。

2 治療中の経過と物損の示談交渉

交通事故の状況からすると,基本過失割合は7(相手):3(ご依頼者)と考えられる案件でした。相手方が合図なしで進路変更をしたことが立証できれば9:1となるのですが,確たる証拠がなく,相手損保が8:2までは譲歩したものの,これ以上は譲歩がなく,ひとまず交渉が平行線となりました。

3 後遺症が等級の申請

むち打ちの後遺症が残存してしまったとのことで,後遺障害等級の申請を致しましたが,残念ながら力及ばず,非該当との結果となってしまいました。後遺障害診断書の記載内容が薄く,加筆について医師の協力を得ることが困難であったこともあり,症状の立証ができなかったものと言わざるをえません。

4 示談交渉の結果

損害額の認定については,休業損害が60万円まで認定されましたので,悪くない数字まで譲歩させることができたのですが,過失割合については,改めて判例調査などをしながら粘り強く交渉しましたが,平行線のまま変わらずという結果でした。
最終的には,裁判をした場合のメリット・デメリットを詳しくご説明し,ご本人にご検討いただいた結果,裁判をせず和解をするという結論に至りました。

 弁護士の所感・解決のポイント

本件は,残念ながら自賠責保険から後遺障害等級認定を獲得できませんでした。
後遺症の補償を得るには,原則として自賠責保険における後遺障害等級認定が必要なのですが,むち打ちなどの自覚症状主体の後遺症の存在を立証するには,様々なハードルを越えなければなりません。このハードルを越えるには,弁護士だけではなく,ご依頼者の方の努力や通院先の協力を得ることが不可欠です。
しかし,ご依頼者としても,仕事や家事に追われたり,親身に対応してくれる医師のいる病院が遠方のため通院が困難であったりと,なかなか思うに任せない状況にあり,同じ程度の症状であっても,一方では後遺障害等級が認定され,他方では後遺障害等級が認定されなかったという事態がどうしても発生してしまっております。
交通事故でむちうちや腰痛になってしまわれた方は,万が一治らなかった場合のことを考え,お早めに弁護士にご相談ください。弊所では,できる限り上記のような事態を避けるべく,藤沢をはじめとする湘南地域において,良い医師のいる病院の情報収集に日々努めております。

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