3.通院の経過

当初運ばれた病院から転院した後の経過をお話しいただけますか?

奥様

最初の病院は、反射のテストとか色々な検査があるのに一切してくれないのでびっくりしました。

「大丈夫、大丈夫。2週間安静にしていればいいですから」と言われても、現実にはお休みが取れないので、じゃあ休めなければ治らないということか、と思いました。

 

ご主人

それで当初の病院はすぐに転院し、縁故のある接骨院に通い始め、その接骨院の先生からご紹介いただいた整形外科へも並行して通院しました。

整形外科の先生って、接骨院を否定的にとらえる方が多いみたいですが、私が紹介された整形外科の先生は、接骨院の先生を養成する学校の先生だったらしくて、交通事故のリハビリなどを全部よく知ってらっしゃいました。

 

そのため、阿部先生からも通院先の選び方は大丈夫そうですねというコメントをいただきました。
また、転院した後は当初の病院にどういうことを話しておき、カルテや診断書にどう記入しておいてもらうかということについても、阿部先生からアドバイスをもらいましたので、早速実行しました。

 

弁護士からのコメント

転院にあたっては、転院前の病院に何も断りを入れずそのまま放置すると危険です。

状況に応じ、弁護士からアドバイスを受け、転院しようとする病院に必要事項を伝え、しっかりと事後処理しておくことが大事です。

また、接骨院・整骨院に通院する場合、整形外科へも並行して通院する必要があります。この点は、通院計画を立てるにあたって、適切なアドバイスを心がけております。

 

通院は最後まで当初の計画通り順調でしたか?

ご主人

途中、接骨院が水漏れで、1カ月ぐらい営業できなかったんです。

それでどうしようかと阿部先生に相談し、接骨院の代わり整形外科にかかることになりました。

病院が6時までだったので勤務が定時上がりの日に急いで病院へ向かうなどして頑張って通院しました。

 

奥様

整形外科が近場のほうだったので何とかなりましたが、遠方の場合は厳しいですね。

 

ご主人

あとは、通院5か月目に入った時点で、加害者側保険会社から、まず接骨院に対して、ものすごくプレッシャーがかかりだしたようです。それで、接骨院の先生が途中で保険会社の圧力に屈してしまいました。

 

奥様

接骨院の先生に、症状が残っている気がする、と言っても「過敏になっているだけだから、大丈夫。痛かったら自分たちで支払うような感じでおいで」と言われてしまいました。

整形外科の先生は、「気にせずにおいで」とおっしゃっていただいて、「まだ痛いでしょ?」と言って、指先見たり、色々してくれました。

 

ご主人

その点はその整形外科の先生のほうが圧力に屈さずに強かったですね。病院側で保険会社に提出する書類を出すにあたっても、前もって先生が私たちに問診し、しっかりと相談に乗ってくれました。

阿部先生と相談した限りでは、接骨院の先生としてもまだ治療継続を頑張る方法はあったんだけれども、これ以上接骨院の先生に無理はさせたくなかったので、接骨院での治療は5か月で終了し、あと一カ月くらいは整形外科のみに通院しました。

 

治療終了のタイミングはどのような形で決まりましたか?

ご主人

そろそろ通院が6カ月になるなというころ、今度は保険会社が病院の治療費も打ち切るという話になってきたのですが、僕らもそのころにはだいぶ症状が軽くなっていたので、阿部先生とも相談して治療を終了させることにしました。

 

後遺障害の申請についてはどのような相談をされましたか?

奥様

阿部先生からは、念のためということで、画像との照らし合わせで、痛みとしびれの部位がちょうど一致するところがあるかどうかをチェックして、それを必ず後遺障害診断書に書いてもらうなど、後遺障害の申請についての説明は色々としてもらいましたが、だいぶよくなっていたのでそこまではいかなくてもいいかなとお話ししました。

 

ご主人

心情的に、もう本当に「もう半年通って疲れたね」みたいなところがありました(笑)。
それで、後遺障害の申請はせず、スピード解決の方向でやりましょうというご提案をもらい、お願いしました。

 

弁護士からのコメント

加害者側の保険会社は、定期的に医師へ面談し、場合によってはその際の傷病の状況や今後の見通しなどについて書面での回答を求めます。この医療調査の結果が、後の交渉や裁判、事前認定の場合は自賠責保険の後遺障害等級の審査に大きな影響を及ぼすことがあります。

 

ご自身の感じている症状と違うことが書かれ提出されてしまわないよう、ちゃんと問診して相談に乗ってくれるような整形外科医にかかることが重要です。

 

なお、このご夫婦の場合、症状の残存が若干であったため、後遺障害等級の申請をしても等級が認定される可能性は低く、審査のために無駄に時間がかかるだけの結果となりそうであったため、よく協議させていただいた上で、後遺障害等級の申請はせず、スピード解決を図る方針とさせていただきました。

 

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